SOHOとは
SOHOは small office home office の頭文字から作られた言葉です。パソコンとインターネットを利用して、自宅か小さな事務所で仕事をすることです。 最初はコンピュータの専門家が中心でしたが、デザイナーやコンサルタントや通信販売などに広がってきています。IT(情報技術)が大きく進歩した現在、趣味やキャリアを活かして、誰でもがSOHOを始められる時代を迎えています。
SOHOは、ロンドンとニューヨークにある芸術家たちが多く居住している街の名前をもじって、使われるようになりました。アメリカでは、T(telework)を加えて、SOHOTとして使われることもあります。 言葉としては1980年代後半から知られていましたが、日本で社会的に認知されるようになったのは、東京の三鷹市が1990年代半ばにまちづくり構想の中で、SOHOをテーマとし、1998年に駅近くに「SOHOパイロットオフィス」を開設したことが大きな契機となりました。その後、石川県金沢市、静岡県三島市などが続き、埼玉県では北本市商工会SOHOサロンが2001年8月、県内初のSOHO拠点として、活動を開始しました。